暑い暑いと言っているうちに7月に入ってしまいました。今月から電力使用制限令というのが発動されて、大口電力需要家という、主に大企業に対して昨年比15%の節電が義務付けられました。この義務は、違反すると100万円の罰金の上、名前もオープンにされてしまうんだそうです。ヒヤヒヤものです。こういうのでヒンヤリするのは、彼らとて気が進まないことでしょう。
義務も罰金も名前公表も関係ない、一介の民間人・zabbonも、ゴーヤをこしらえて頑張っていることは前回書きましたが、遠慮なくスクスクと育つゴーヤの伸びやかさにすがすがしさを感じる日々。
窓のウラから見ると、いっちょ前に緑のカーテンになっています。この床、例年なら、夏の窓越し直射日光をまともに浴びてちんちんに熱くなるし、その輻射熱で部屋の中は灼熱地獄。
でも、今年は違う展開になりそう。床の上に、緑色に透ける涼しげな影をちらりほらりと、はためかしてくれています。まだら模様に日の当たる部分があるのが、なんだか森の中のよう。
半分しか面積を埋めてくれてないけど、目にも心にも涼しいから、体感温度はかなり低いです。ドアガラスがひと夏、開かなくても、それを補って十分なイベントです。

けど、このヒトは、のどがすぐ渇くらしく、すぐヘタレになってしまうみたうので、水やりには気を遣ってやらなければならないみたい。大事に大事に。

それから、発見。
ゴーヤの小さいのがなっていました。まだ、ちっこいのにボツボツをいっちょ前にまとって、我はゴーヤ宣言をしているところが勇ましい。早く大きくならないかなぁ。
このゴーヤ、特に何もしてやっていないのに、なんでこんなにスクスク育つんだろう。不思議。土は使い回しだし、肥料はぜんぜんくれてやってないし、思い当たるのは木酢。苗を植える前に木酢を土に混ぜてやったのですが、これがよかったのかなぁ。
でも、ゴーヤの実を確実に育て、食卓に登らせるためには、この点は今後怠ってはいけないはず。なので置き肥を転がしてあげました。