ゴーヤ・チャンプルー

あれほど「かわいい、かわいい、うちの子、かわいい」と愛でていた舌先も乾かぬうちに、我が家のゴーヤを収穫してしまいました。
収穫の直前の姿がこれです。
立派です。ものさしで長さを測ったら、25センチもありました。第一号のゴーヤとしてのプライドを誇示しているかのようです。
実り初めの頃は、風に吹かれて、ゆらりゆらりと揺れていたのに、最近は、風くらいでは微動だにせず、りっぱに重量感を呈するようになりました。台風マーゴンの時だって、デン!と構え、一歩もひるまず、といった感じでした。
なので、これを摘み取った後、このゴーヤの周りのツルや葉っぱがほーっと、ため息をついているように見えましたっけ。

そして、その後はお約束のゴーヤ・チャンプルー。
ゴーヤ・チャンプルーといえば、スパムを使うのが定番のようですが、我が家では魚肉ソーセージを使います。ジャンキーさ加減では、スパムに勝るとも劣らない実力です。しかも、安いし。しかも、おいしいし。しかも、好きだし。
しかし、残念ながら、材料の炒める順番を間違えたことに後から気がつきました。
正しくは、お豆腐→魚肉ソーセージ→野菜類(ゴーヤ、もやし)→玉子→お皿に盛ってからかつお節、の順番なんだそうです。沖縄料理店の作り方がこれなので、間違いはないと思います。
しかし、zabbon宅では、最初にゴーヤから炒め始めてしまいましたし、最期にカツオを入れたところは合ってたのですが、その後も炒めてしまいました。最期に炒めるとカツオのダシが材料にしみこむのでしょうけど、香りが引き立たないのではないかと思われます。やっぱり、自己流ばかりではなく、時にはプロのやり方というものを見聞きすることも大切なんだなぁ。
しかし、このゴーヤ・チャンプルー、超ウマでした。さすが、うちの子、世界一です。ごちそうさま〜♪
で、このゴーヤですが、この後を継ぐ者が次から次へと現れ始めています。どうやらミツバチが受粉をしてくれると実がなるみたい。今朝もかわいいのが一匹、来訪してくれてましたっけ。
そして、今晩のおかずに早くも第2号を参戦させました。必要な時に、ベランダから食べ物を収穫できる自給自足生活っていいものです。