AvPの1と2

この前の日記で、くろねこのプレデターらしきふるまいについて記載したところ、「プレデター」からリンクが張られたので、何かと思ってみたら、「プレデター」という映画があるということがわかりました。ものすごく有名らしいスペースホラーバイオレンス映画に出てくる、まさにプレデターな宇宙人だそうです。
折しも、先週末、テレビで「エイリアンvsプレデター」というのがやっていたので、「これがシンクロニシティなんだなぁ」と思いつつ、9時半から11時まで観ました。(それまでは、平清盛を観ていました。中井貴一がものすごくステキでした)。
少し話はそれますが、ふだんのzabbonはこんなにテレビに張り付いたりしません。たまたま伊豆長岡の古奈温泉に行き、夕ご飯の後、何もすることがなかった上、部屋には温泉宿には珍しく、こたつがしつらえてあったので、それにどっぷりと浸かり、そして、お茶をすすりながら、テレビを延々と見続けたわけです。思えば、パソコンがなかった時代は、ヒマな時間と言えば、こうして過ごしたもんだと、いつか知った懐かしさを覚えたものです。みかんがなかったのが残念だと思いましたので、次回は、静岡みかんを持参することにします。
更に話はそれますが、この伊豆長岡に流れている狩野川のほとりには、とても大きな、てっぺんに赤いだるまが飾られたどんど焼きが準備されていて、明日、それに火をつけて無病息災を祝う行事が行われるんだそうです。お団子を刺した枝とか、ふるまい酒とかもあって、大晦日から始まったお正月のフィナーレを飾る大イベントになるんだそうです。いいなぁ、どんと焼き
…で、エイリアンvsプレデターです。結構、夢中になってみていたのですが、途中で話がすっかり変わってしまうのと、後半部分のエンディングが尻切れトンボだった点に、ものすごくガッカリして腹を立てて、せっかくの温泉が台無しになってしまいました。吹雪の中、プレデターに武器を授けられた浅黒い肌の美人はどうしたんだ、とか、エイリアンが跋扈する街をなんとかしようと頑張った、あのプレデターの存在意義はなんだったんだろうか、とか、米軍のなんとか大佐の声がすてき…とか、シガニー・ウィスパーはいずこに…とか。
あまりにも不条理だったので、翌日自宅で調べたところ、zabbonは伊豆長岡の旅館で「エイリアンvsプレデター1」と「エイリアンvsプレデター2」を続けて観た、ということがわかりました。
そりゃ、知ってる人が見りゃ、わかるだろうけど、3日前にプレデターを知ったばかりの輩にはムリのある展開だわさ。それに、初心者の素人目で意見するのはなんですが、1と2では、映画としてのテイストや完成度が全然違うんじゃないかと思います。2→1の順番で見られればよかったのかも…。
けど、やっぱりコワイ映画だったなぁ。スプラッタ系は苦手だもの。やっぱ、宇宙戦艦でドンパチの後、「もはやこれまで…」系の方が好みかも。やっぱ、プレデターよりもデスラーなんだなぁ。