安納芋のいもごはん

今朝のニュースで「冬が始まりました。」と言っていました。ニュースでこう言われてしまうと、そういうもんだと思ってしまうのが、お茶の間小市民の心理心情ではないでしょうか。
とはいえ、今朝は仙台にいたので、関東地方ではその限りではないかと思われます。
ところで、今朝の仙台と言えば、AM5:21に震度4の地震が起こりました。zabbonは松島にいて、まだ眠っていたのですが、そのエイトビートなロックな揺れにおぉぉぉっ!とたたき超され、次いで津波が心配になり、テレビをつけて様子をうかがったところ、特段大きな心配がないことがわかり、ほっとひと息、そのまま起きて、朝風呂につかりに行きました。
その後、家に帰ってきたところ、PM6時頃、同じく震度4の地震が発生。つまり、本日朝から晩までの間に、土地を変え、震度4の地震に遭遇したわけです。これは希有なる体験と呼ばざるを得ないでしょう。もしや、仙台から地震を連れて帰ってきてしまったのかもしれません。
で、本題の安納芋のいもごはんです。
芋ご飯、これは秋の風物詩です。で、この安納芋のいもごはんも秋たけなわの時に作りました。秋と言えば栗ご飯ですが、栗はいかんせん、下ごしらえが果てしなく面倒くさい。
あの固い殻のを重曹で煮て、鬼皮を除去した後、茶色くてしつこい渋皮に辛抱と忍耐力で挑んだ果てに、ようやく黄金のふくよかなご本尊様とお会いすることができるわけです。ましてやイガグリから考えると気が遠くなりそうな作業です。栗とは一体何故にこんなにも武装しているのだろうか。トラウマになるようなことが、彼(女)の過去に何かあったのだろうか。
でも、この安納芋のいもごはん、非常に簡単に作り上げることができるのです。研いで水を張ったお米に、皮付きのまま乱切りにした安納芋を放り込み、スイッチぽんでできあがり。そして、栗ごはん以上においしいのです(←個人的感想)。もっちりねっとりの食感と濃厚な甘み、これが新米とほどよいバランスで、めちゃくちゃおいしい。
お芋にイガやら鬼皮やら渋皮がなくて、本当によかった。これがこの秋のzabbon宅の発明発見でした。