頭の皮の話

4月になりました。桜のない4月です。今年の新入生は桜なしの入学式を迎えることになってしまい、せっかく「サクラサク」だったのにお気の毒様です。
そういえば、この週末、町内の桜の名所には「桜祭り」と記された横断幕とボンボリが掲げられておりました。開催日だけうんと前に決めたのだろうと思いますが、なんとも間の抜けた光景でしたが、こういうの、案外に好きです。記憶に残ります。
ところで、最近、zabbonの頭の皮が柔らかくなりました。もう少しでつまんで引っ張ることができそうなくらいの微妙な柔らかさです。セラピストのちーさんも「動くようになった」とその変化を認めてくれました。
前は固かった頭の皮が、なぜこんな風になったのか、といいますと、半年間続けた頭皮マッサージのおかげです。zabbonの髪はサラサラロングストレートです。この年になっても白髪はほとんどなく、この前初めて、美容院で「つまみ染め」をしたくらいです。しかも手作り石けんで洗っているのでツヤツヤできれいです。
でも、自慢話はここまでです。実はものすごいウィークポイントがあります。単刀直入に言うと薄いのです。地肌が見えてくるのも時間の問題。遺伝的に避けようのない宿命なんです。
そんな未来を危ぶみ、それを少しでも遅れさせるために、昨年9月に美容院で「毛生え薬」(いや、本当はもっと優美な名前がついています)を購入、以来、毎朝毎晩、「気は心、気は心」と呪文のように唱えつつ、地肌にすり込み、マッサージを続けてきたのです。
そしたら、気がついたら、上記の通りの変化が起こっていたのです。つまめるようになった皮膚のところをくるくる揉むと、じわ〜と血液が巡るような気持ちよさが残るようになったのも新しい発見です。
しめしめです。これは吉兆です。あとは、ちゃんと髪の毛が生えてきて、フサフサとなるのを待つばかりです。頭皮マッサージは、顔のしわやたるみ対策にもなるんだそうで、これもまた、今後の励みです。