八王子近辺の一日

本日は、八王子界隈に忙しく出没。
どこに行ったのか、というと、まずは、お墓参り。お墓は、横浜線橋本駅の隣の駅から、歩いて15分ほどにあるお寺にあります。とても個性的な文字を書くお坊さんが、お経をあげて、卒塔婆を書いてくださるお寺です。
なぜ、お墓参りに行ったか、というと、zabbonが高校生の頃に通っていた学校の同窓会が八王子で行われる、というので、その足をムダにせず、たまにはご先祖さまにご挨拶に行っておこうか、という気になったからです。
で、到着した時に感じた違和感。「あれ?うちのお墓って、茶色だったっけ?」 水をかけてみたら薄い茶色になったので、試しにタワシでゴシゴシやってみたところ、なんとグレーに変容。これが地の色、墓石の素顔。あらま。
で、そこからが一仕事。炎天下の中、汗だくになりながらお墓磨きに邁進。とはいえ、時間も足りなかったので「ゴメン候、前面だけにて堪忍願い奉る」と陳謝の上、お花を活けて、お線香を焚いて、お茶とお茶菓子(くずもち)をお供えして、現世利益関連事項につき、神頼みならぬ、ご先祖頼みも一言二言、上奏しつつお祈りし、その場で、くずもちとお茶をばくばくとおいしく頂き、辞去。
またね〜、頼んだことよろしくね〜!(^^)!
で、いよいよ同窓会。この同窓会、よくある学年ごとの同窓会とは違い、クラブ活動の歴代のOGが集まるという趣向のもの。
zabbonは陸上競技部に所属していたのですが、その顧問の先生が43年の任期を務めあげ、65才のお年を迎えたため、幹事会が発足、大謝恩会開催の運びとなったわけです。
この先生(zabbon達は彼のことをまろと呼んでいました。由来はここでは割愛)、なかなかイケメン。で、好きなタイプが多岐川裕美で、グラウンドにお子様とお越しになった奥様はとてもきれいな方という理想をかなえた高嶺の花(殿方にこの表現はちがうか…)で、既婚者のまろ先生に密かに胸をときめかせていた女子も少なからずいた模様。本日のステージから全員の前で、1コ上の先輩が、「実は、私、先生にラブレターを出しました」とカミングアウトした際には、会場の共感を得ただけではなく、「私も〜!」と名乗りを挙げたい婦人も一定数、おらしたものと思われます。
最後のご挨拶で、まろ先生が語ったのは「自分がここまでやってこれたのは、みんなひとりひとりのおかげだ。ありがとう。思い起こせば、練習での姿や状態を見れば、次の試合でどのような結果を出せるか、だいたいの検討がついた。そして、それは外れたことはない。もちろん、番狂わせもあったが、ほぼ当たっていた。だから、自分は動じたことがない。動じない。お前らもえらいが、やはりオレが一番すごかったんだ。」との言葉で締めくくられたのが、あっぱれでした。
こうして、各学年数名×43年分の総勢80名のOGが老いも若きも楽しく語り、笑い、涙し、感動し、顧問の先生と一緒に楽しい数時間を過ごしたのでした。