ちくわの磯辺揚げ

zabbon2006-05-13

のり弁の磯辺揚げはいつも脇役。なので、1コしかついていないことが常である。
これが、磯辺揚げ好きとしては、長年にわたって不満の元となっていた。
しかし、不満は自ら解決すべきものである。
なので、本日は磯辺揚げを主役にした夕食とした。
作り方はとても簡単。
のりをたっぷり入れた天ぷらの衣をちくわにまとわせて揚げるだけ。
衣が余ったので、しいたけの磯辺揚げもついでに作る。
同時に、もう一つの企画物のジャガイモのフライも作る。これは、皮付きの新ジャガのフライである。

そして、準備万端整い、ビールで乾杯。

青のりの香りとちくわのモチモチ感が相変わらず嬉しい。なぜこれを、世間が主役として認めようとしないのだろうか、とあらためて不思議に思う。
そのままでもOKだけど、お醤油をちょっとたらすと香ばしさと味のしまりが加わってさらにおいしくなる。
それに、今日は一コしかない、ということはない。新ジャガのフライと共に、堂々たるメインディッシュである。長年の期待に応えた立派な両役者である。
更に、しいたけの磯辺揚げ、という新しい味も開拓も収穫である。

そして、これらの揚げ物とビールのすばらしい相性を再確認しながら、雨の日の宴会は盛り上がったのであった。