汁ビーフン

zabbon2006-07-06

昨日の晩ご飯は、餃子鍋
…つくづく、季節感のない料理で食卓を飾るのが好きなんだと思う。
しかし、これがとてもウマイ。しかも簡単。
ラクリは冷凍ギョウザ。これを煮立てた中華スープの中に放り込んで、野菜と一緒に10分くらいグツグツさせる。簡単な分、薬味に少しだけ手間をかける。ゴマペースト、お酢、コショウ、醤油、ネギの輪切り、すり下ろしショウガ、白髪ネギなどが美味しい応援団。紹興酒がひときわ煌めく。
そして、これの楽しみが翌日のアジアンテイストヌードル。
麺はなんでもOK。ラーメンでもそうめんでも、もしかしたらソバもOK…?
そして、今日はビーフンを利用。ビーフンは、最初の食感が稲庭うどんに似ているんだけど、その後が格段に違う。コシがとても強いのである。稲庭ごときにはまねのできない持って生まれた品格であり、美点である。(←稲庭好きのzabbonの親族に怒られそうな意見だが。ま、わかりゃしまい。)そして、ゆであげ麺からほのかに香るお米の香りが、アジアがルーツの民族であることを思い起こさせる。
昨日の餃子鍋の残りのスープには、数種類の野菜の他に、ナンプラーや豆板醤、その他アジア系香辛料を思いつく限り加えて、スタンバイする。そうそう、タイの汁麺は砂糖を加えるので、それも忘れない。
こうして、麺とスープの出会いの瞬間、ニンニクのフライやネギ、みょうが、スライスアーモンド、温泉玉子を一気に加え、仕上げの時を華やかに迎える。
思えば、zabbonの家で作る他の料理に比べて、はるかに様々な具材や香辛料が混じり合っている料理である。
一皿の中のアジアの混沌。 … もちろん美味しかった!ビールもウマイ。