マルセイユ4号 そして、ピンクに。

zabbon2006-10-25

一昨日、緑とピンクのツートンカラーだった、紫キャベツ石けん。
またまたまたまた、変化してます。
ツートンカラーがとてもかわいかったので、紫キャベツ石けんの前を通りかかるたびに、「このままで石けんになれ!アレッポの石けんになれなれ。」と、呪文のように唱えたのですが、その努力もむなしく、全部、ピンク色になってしまいました。
やはり、一昨日の状態は、鹸化途中のアルカリ性の部分が緑色をしていたようなので、鹸化終了後は、静かにピンク色におさまったんでしょう。
では、アレッポの石けんは、いったいなぜ、あんなにかわいいツートンカラーなんだろう。紫キャベツを使っているとは、さすがに思わなかったけど、どうやるとああなるんだろう。作れたらいいなぁ。
それにしても、この石けん。紫キャベツの液体で、ものすごい色の変化をたどってきました。
石けん生地投入当初は、緑色 → 数秒後に強アルカリに反応して、黄色 → 鹸化途中で、表面ピンク&中身緑色 → そして、最後は、ピンク色一色
緑・黄色・ピンク・緑、と4つの色に変容するなんて、いやはや、これこそ想定外のできごと。
ただ、1つ、懸念があります。
まだ、1ヶ月間の熟成期間が終わっていません。これまでのことを思い起こすと、これから先に、どんな変化をおこすやら、とても予測がつきません。もしも、このままピンク色が濃くなって、茶色の石けんになっちゃったら…と思うと、気が気ではありません。ピンク色の石けんもかわいくて、とても気に入っているので、そうならないよう、熟成中の紫キャベツ石けん達に、「ピンクのままでいてね。」と言い聞かせることにします。
更に、この石けん、オチがあります。
実は、香料を入れ忘れてしまったのです。
石けん生地が、緑色ではなく、黄色になったのを見た瞬間、気が動転したためです。
なので、ちょっとゴムみたいな、油みたいな(←そりゃそうだ)においです。決して、いい香りでは、ありません。
でも、当初は、緑色の石けんを作るつもりだったので、グリーン系の香りを用意していましたが、ピンクになってしまったので、入れていたとしても、見た目と香りのイメージが合わない石けんになっていたかも…と、自らをなぐさめています。
今度作る時は、フローラル系の香りを入れるつもりです。
ピンクのバラの香りの石けん、なんかもとてもよさそうです。それも、とても楽しみです。