マルセイユ7号 結果オーライ マルセイユ

zabbon2006-11-09

これまで、足が向くまま、気が向くままに、お茶飲料でトライアル石けんを作ってきました。
その結果、それぞれ有意義な検証結果を得られ、今後にいろいろと役立てることができそうです。
でも、困ったことも起こりました。
ヨーグルトのカップ等々で作った、よそ様に差し上げられない石けんがたくさんできてしまったことです。
それはそれで、きれいな光景ですし、自分で細々と使ってもいいかな、と思っていました。taoさんの本にも、小さめに作った石けんが「ゲストソープ」として、紹介されていましたが、そのノリで自分で使えばいいじゃないか、と。
ヨーグルトの入れ物で作った石けんを、輪切りにしたのも、とてもかわいいし。
でも、閃きました!
そっか、これを小さく切って入れ込んで作ったら、きれいだぞ〜!、と。
そういえば、この石けんの組成は、ココナツオイルとパームオイルの割合が、2:1。
ふむふむ。いつものマルセイユ石けんでも、この割合でこの2種類のオイルを配合しています。
ってことは、キャスティール石けん生地を作り、そこに、所定の割合分だけ、トライアル石けんの細切れを入れれば、結果として、マルセイユ石けんと同じになるわけです。なので、名付けて、
「『結果オーライ』 マルセイユ
…もしかしたら、間違った認識?
使用部位により、オリーブオイルの含有パーセンテージに誤差が生じるという「事件」は起こる可能性もなきにしもあらずですが、平均すると、使用の瞬間は、まさにマルセイユ石けんなのである。(←言い切る。ここは言い切るしかない。)
だから、これもまた、マルセイユ石けんを名乗ってもいいのではないかと、思います。 でも、人様に差し上げる時は、「マルセイユです」って言ってしまうと、虚偽の告知に該当するかもしれないので、説明を十分にするつもりです。

そして、2バッチも作るのですから、中に入れるトライアル石けんの切り方を変えてみました。
1つは、銀杏切り。よく豚汁に入れる大根と同じ切り方です。
もう1つは、コロコロ切り。
それぞれの断面図は、こちら
けど、見た目は、あんまり変わらないかな…。今度は、前田さんのまねをして、紙吹雪石けんにしてみようっと。
それにしても、いっぺんにたくさんできると、楽しさ倍増、な気分です。