最高に贅沢な石けん

zabbon2006-11-26

そろそろ頃合いを迎えたので、型出ししました。
思い通り、真っ白といってもさしつかえのない白さです。
この白さは、オリーブオイルの割合の違いによるものらしいです。
オリーブオイルの割合は、マルセイユが、72%であるのに対して、この石けんは35%と、ほぼ半量。
黄味を帯びているオリーブオイルを減らすことで、こんなに白色度が上がるなんて、目の当たりにするとビックリです。
これなら、カララントなどの着色料も、より生きてくるだろうなぁ、と思いました。でも、マルセイユ好きのzabbonとしては、今後の展開が悩ましいところです。
さて、この「最高に贅沢な石けん」は、結婚祝いの贈り物です。つまり、相応の見てくれが必要、ということなのですが、そのためにはクリアしなければならない課題があります。
それは、できた石けんをきれいに切り分けることです。
世の中には、ソープカッターというものがあるようで、実は、こんなのがほしいなぁ、と思ってます。
でも、購入するにしても時間がありません。
そこで、あり合わせの材料を使って、似た形のものを(冒頭の写真)作りました。わかりにくいですが、カセットテープのケースを、アロンアルファでくっつけたものです。
急ごしらえの情けない代物ですが、効果は上々。これまでにない、まっすぐできれいな断面に切り分けることができました。
しかも、これがあると、パンの耳に当たる、石けんの頭の石けん灰が出ている部分を、薄くそぎ取れるのもオツです。
(この薄くそぎ取った破片は、将来、ジェルソープにして、シャンプーに使う予定。結婚祝いのお裾分けです。)
ただ、1つ難点があります。
使い終わった後に水洗いすると、ケースの中に水が入ってしまうことです。アロンアルファでくっつけているので、ふたを開けることができませんし、困ったものです。今度使う時は、表面が汚れないようにクッキングシートでも敷くことにします。

そして、これが、zabbonの石けん制作史上、一番美しくカットできた石けんです。 我ながら、きれい。