七草がゆ

zabbon2007-01-07

昨日は、zabbonファミリーの新年の集い。
当家のビルフラン様も、例の「伊達と酔狂ガウン」のプレゼントに、いたくお喜びになり、母の語るには、早速の着用に及び、特に夜中のトイレに役立ててくれているとか。
前段はさておき、喜んで使ってもらえると、とても嬉しいもの。とにもかくにも、娘として面目躍如でございました。
そうそう、妹が「後学のために」とのことで、ネットショップで購入した手作り石けんをくれました。最初は、紫キャベツ石けんのオーソリティともあろう、このzabbon様に、ケンカを売っているのかと思ったのですが、実物を見て、なるほど納得。これはすごい、と感激。
しかし、お店の名前をまだ聞いていなかったので、わかり次第、写真と一緒に、ざぼんにアップします。


で、今日、1月7日は、七草がゆの日。
こういう伝統行事は日本人として大切にしなければならないので(←おせち料理は避けて通る輩が何を言うぞ)、今朝の朝ご飯に作りました。

これも縁起物の料理のようで、1月7日に食べると「災いを除け、長寿富貴を得られる」といわれているようです。
でも、日本古来の縁起物料理につきもののダジャレ(例えば、黒豆の「まめまめしく」とか、結び昆布の「よろこんぶ」など)の気配が見あたりません。
そこで、不思議に思って、ネットで調べてみたら、
平安時代に「四辻の左大臣」が
 「せりなづな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」と詠んでから、春の七草として定着した。

とありました。

ほほぉ〜。
七草自体が、ダジャレになっているみたいです。
おそらく、四辻の左大臣様が、そこら辺に生えている食用になる雑草の名前を、五・七・五・七・七に整列配置し、詠み上げたところ、当時の文化人の感性にピッタリはまり、大ウケとなったんだろうと。
思うに、ダジャレの原始の姿なのではあるまいか。

ちなみに春の七草のラインナップは、こんな感じだそうです。 
1.芹(せり)−−−−−−−川辺・湿地に生える。
2.薺(なずな)−−−−−−ペンペン草。
3.御形(ごぎょう)−−−−母子草。
4.繁縷(はこべら)−−−−小さい白い花。「はこべ」。
5.仏の座(ほとけのざ)−−正しくは田平子(たびらこ)。
6.菘(すずな)−−−−−−蕪(かぶ)。
7.蘿蔔(すずしろ)−−−−大根。


    *以上はこのHPを参考にしました。

で、味ですが、毎年思うのは、この中の、おそらくぺんぺん草あたりではないかと思いますが、妙に泥臭さを醸す草がいるようで、これを「オツ」とか「いける」と思うのは、大人でなければ難しいのでは。 
そういえば、昔、母は、「あなた達には無理だから」といいながら、七草は大根や蕪くらいで、後は、小松菜とか普通の野菜を入れたのを作っていたっけ。
これが、おいしいと思えるようになったのは、いつ頃だったけ。
思えば、遠い旅路を通って、ここまできたものだ。