シラサギ

zabbon2007-01-14

久しぶりの西高東低の天気のもと、東京地近県では、青空がまぶしい日でした。
冬の関東地方の空は、ほかの季節の空に比べて、太陽光線をより多く取り込みすぎてしまったような、褪せた色合いをしています。
こういう日は、お散歩をするのに限ります。
空気がとても乾燥しています。そのせいか、水辺が恋しくなったので、人口の川が流れている近所の公園に出向きます。
そしたら、出会いました。シラサギ君に。
足跡も見せてくれました。
これです。バード・トラッキングです。

シラサギといっても、大・中・小、と3種類います。
大きさでもわかりますが、足の色でもわかります。ダイサギチュウサギは黒い足ですが、コサギは黄色い足をしています。
このヒトは、黒いモモヒキに黄色いくつをはいているので、コサギです。
この後、川の中に入り、お食事タイム。
メインディッシュは、ゴカイという水中にすむミミズのような形のうすいピンク色の虫です。ミミズと違って、頭から尻尾まで、おしゃれなフサフサがついている点がゴカイの特徴です。
このゴカイを狙って、いざ!とばかりのすばやさで、長いくちばしを武器にハンティングするのですが、観察していると、案外、ヒット率が低いみたい。3回に1回くらいしか、ゴカイをとらえることができません。
そりゃそう。ゴカイだって必死。そうそう、簡単に食われてはたまりません。
しかも、追う立場が追われる立場に変わるのは、自然界ではよくあること。
ゴカイを狙うシラサギを狙って、まっしぐらに駆け寄ってくる犬が一匹。
ピンチです!
とはいえ、まぬけ犬にとっつかまるようなシラサギではありません。追われる立場になったことを即座に察知、そして、白く光りながら、飛んでいってしまいました。