ベトナム・フォー

zabbon2007-03-10

知人から、お土産にフォーを頂いたので、今朝の朝ご飯は、ベトナム・フォーです。
土曜日のブランチとしても、申し分ありません。
具材のコリアンダーとアーリーレッドともやしと牛肉は、昨日のうちに調達してあるので、準備万端です。特にコリアンダーは、スーパーに置いてある時とない時のムラがあるので、欲しい時に買いに行くのは、すこぶるリスキーなのです。これまでも、コリアンダー抜きではありえないメニューなのに空振り、という憂き目にあったことが幾たびか…。
でも、今日は大丈夫。
おまけに冷凍庫で、鶏の挽肉までみつかりました。この鶏の挽肉は非常に貴重です。ショウガやネギとまぜて、スープにポトンポトンと落とせば肉団子になるだけでなく、スープのダシにもなって、二度おいしいところが優れものなのです。こういうスゴイ素材がタイミング良く冷凍庫から見つかるといった大ラッキー、日頃の行いがよくなければ、巡り遭えあえません。(全く心当たりがないぶん、かえって不安になりますが…)
細かいことはあまり考えないことにして、今日は、コリアンダーの根っこの刻んだのも混ぜ込みます。
そして、全ての材料を盛りつけ、食卓へー
いやいやいやいや…
おいしいー!
主役のフォーは、「おいしいと評判のフォー」だといって頂きましたが、その言葉違わず、コシがあるのにツルツルしなやかで、のどをするりと通っていきます。箸ではさんだ時の感覚よりも、歯ごたえがあるのが不思議な感じのお米の麺です。きっと、ベトナム本国でもブランド品なんだろうと思います。
そういえば、どうして、日本にはお米の麺がないんだろう…。(そういえば、先週のナシゴーレンの時も、日本のお米の食べ方についての疑問提起をしていたような記憶が。この米の麺がない理由も、きっと「真っ白でホカホカご飯以外、米とはいわない!」というニッポン人の意地というか、思い入れがあるから」となるんだろうなぁ。)
すんごくおいしかったので、スープまで全部、オール・クリアとなりました。