ざぼん7号 オレンジシナモンマーブル石けん

zabbon2007-04-06

双子石けんのかたわれのオレンジシナモンマーブル石けん。
ここ2〜3ヶ月、オレンジとシナモンにこだわって作ってきましたが、どうせなら、両者を混ぜてみたらどうか?と思って作ってみました。オレンジとシナモンは相性がいい、なんていう説もどこかのHPで見ましたし。
生地は、ざぼん1号(Ver2)と途中まで一緒に作ります。
大量生産型手作り石けんは、これで3回目くらいになりますが、やはり圧巻。いつものガラスのボールでは、材料が入りきらないので、22センチ直径のステンレス鍋で作ります。
でも、直火にはかけません。 ちゃんとタライにお湯(90℃くらい)を張り、それに入れて温めます。湯煎の方が、直火よりも温度変化がゆるやかなので、調節しやすいような気がします。
お鍋の中の石けん生地にトレースが出てきたら、目分量で半量をボールにとりわけます。最初にとりわけた方が、ざぼん1号になりました。オレンジのエッセンシャルオイルを大さじ1杯+グランマニエ煮切り液を投入。手早く、牛乳パックに流し込み、保温箱へ。
その間、残りの生地は、お鍋をタライのお湯につけて保温しておきましたが、その鍋で、いよいよざぼん7号に取りかかります。
最初にオレンジのエッセンシャルオイルを、同じく大さじ1杯。(この大さじ1杯って、冷静に考えると、10mlの瓶1.5本分なんだよなぁ…。100ml入りを買わなかったら、とてもじゃないけど、できない芸当だよなぁ)、などと、つらつら考えます。 これをかき回すと、フワーっとオレンジのいい香りが立ち上ってきます。43℃前後という温度が、香りを際立てているのでしょう。これもまた、石けん作りの幸せの1つです。
その後、一部を別の容れ物に移し、ここにシナモンとバニラエッセンスを小さじ1杯ずつ入れ、マーブル模様になるほうの生地を作ります。それを鍋に渦巻き模様になるように流し入れた後、目で様子を見ながら、ゴムべらでかき混ぜます。少し、混ざった方が、憧れの繊細マーブルになるかな、と思い、勇気を出して、いつもより2回くらいよけいに混ぜます。その後、牛乳パックへ。
おやおや?
半分に分けたつもりだったんだけど、こっちの方が多かったみたい。縁までギリギリ。タップンタップン。
慎重に保温箱まで運び、さっきのざぼん1(Ver2)の隣にそっと置き、厚紙などで微調整してから、蓋を閉めます。

そして、できあがったのが、冒頭の写真。
バニラシナモンのざぼん2号も褒めて頂いたほど上手にできましたが、これも負けず劣りません。成功の部類です。
せっかくなので、双子に集合してもらいました。

うん、思ったよりもいいかも。
解禁まで、もう数日ありますので、あと少しのガマンが必要です。
で、採点ですが、ざぼん1号(Ver2)は、色も鮮やかだし、香りとのイメージも合っているのですが、もう少し香りにグランマニエの豊饒感がほしかったので、75点。
ざぼん7号は、狙い以上のできでしたが、マーブルが若干、気に入らないので(ざぼん2号の方がきれい)、80点
いずれにしても、親兄弟から職場の上司(兼 飲み仲間)に「どうぞ」といって差し上げられるレベルに、グレードアップしたのではないか、と思います。