ウルトラマリン色実験(ざぼん9号)

zabbon2007-04-17

ウルトラマリンを入手。
他にもいろいろ、色がありましたが、「ウルトラ」の響きに惹かれ、これをチョイス。
しかも、ラピスラズリの削り粉(←この辺りは想像の領域)を有効活用したという点が、「一粒で二度おいしい好き」のzabbonの嗜好にピッタリです。(いやいや、まてよ。もしかしたら、もともとラピスラズリは削って使うのがメインの使い方だったりしなかっただろうか…。顔料だもんなぁ。調べる価値有り。後日、調査してみよう)
話がそれましたが、いよいよ石けんの色つけに挑戦してみようじゃないか、というモードになったようです。
しかし、使い方が全く以て、確かではありません。
いえいえ、恨み言を言っているわけではありません。石けん作りとは、トライ&エラー、習うより慣れろ、なるものであることは重々承知しております。これもまた然り。
なので、早々に、実験開始です。疑問点は残したままではいけません。
今回の目的は、 「ウルトラマリンをどのくらい入れると、どのような濃さに仕上がるのか。」 の検証です。

買い求めたオレンジフラワーさんのHPでは、1%混入だとこんな風になりますよ、という見本の色があります。
なので、それを基点に、少しずつ濃度の違う、100gの石けんを5種類作りました。
こんなふうに、です。

 ?1g(1%)
 ?0.75g(0.75%) 
 ?0.5g(0.5%)
 ?0.25g(0.25%)
 ?0.1g (0.1%)

?〜?を、冒頭の写真のように、ヨーグルトのカップに入れてスタンバイ。
石けん生地がどんな風なグラデーションができるかなぁ、と楽しみです。

しかし、5種類は多かったかも。
ウルトラマリンって、インスタントコーヒーとはやっぱちがうぞ。 ちっとも生地に混ざらないんです。ダマになるわ、ちっとも生地に馴染まず、いつまでたってもムラムラだわ、踏んだり蹴ったり。
?→?と、量が少ない方から作ったので、微妙にウルトラマリンが増加する分、労力が嵩み、疲労に拍車をかけます。 ドレッシング撹拌用の小さい泡立て器でグルグルグルグル…。 果てしない営み。一体いつまで続くやら、と、ほとほとイヤになった頃、やっとこさっとこ全部できあがりました。
こんな感じ。

放っておくと、温度が下がってしまうので、先に出来たのは、お風呂に入って待機中。
この後、別の容れ物に型入れし、現在、型出し待機中。
もうそろそろ、すぽんと出てくるんじゃないかと思うんだけど…。