ドーバー・ソール

zabbon2007-04-29

ドーバー・ソールとやらを、生まれて初めてを食しました。
ドーバー・ソールとは、ドーバー海峡で採れるヒラメのことで、例えて言えば、関アジ・関サバ、あるいは、青森の大間マグロのような、その採れる土地に由来する匹敵するブランド魚です。
グリルするか、フライパンで焼くか、選択を求められましたが、ここは、手堅くパンにてチョイス。やっぱりヒラメというからには、ムニエルが身上でしょう。
しまいには、出されるときに、骨をとるか・とらぬか、を聞かれましたが、もちろん丁重にお断り申し上げました。
こう見えて、この zabbon、魚マニアの母に仕込まれたこともあり、こと、魚を食すにあたっては、人様の手を煩わすことは愚か、常にこの件に関しては、手本たる存在であり続けましたので、自信のある数少ない領域なのです。秋の秋刀魚シーズンには、本領発揮、面目躍如といったところでしょうか。
とにかく、ドーバーソールは骨と共に、やって来たのでありました。
そのうまいこと、うまいこと!卵達をお持ちのソール様、味と食感のバラエティとハーモニィで翻弄してくれます。エクセレントです。うれしい翻弄です。
もちろん、骨は芸術的に摘出致しましたのでありますが。
このように、すばらしい四月の夕べを過ごしたのでありました。