ウルトラマリン色実験・総括(ざぼん9号)

zabbon2007-05-12

さて、すでに全てが終了したかのような感を見せてたウルトラマリン色実験。
当初は、初めて使うウルトラマリンの使い方探求のためのトライアル扱いだったのですが、総括した結果、実用に耐えるものができたので、「ざぼん」シリーズに昇格、9号としました。
色実験には、100gの石けんを5本、合計500gの石けんを作りました。その経緯結果は、すでにざぼんにのせました。 ちなみに、その時の型は、zabbonお気に入りのロイズチョコのバトンクッキーが入っていた箱の仕切り用のプラスチックの容器です。1個がちょうど100gだったのでピッタシだったのです。


で、その時の石けん生地は800gちょっとあり、色実験に使った残り約300gで、違う実験も試みました
この実験の目的は、「色作り」です。
ウルトラマリンで色づけした石けんに、何かを足して、別の色を作ってみよう、ということです。
は、三原色のうちの1つ。
これに、を混ぜればになるし、黄色を混ぜれば緑色になります。これを石けん作りにどれくらい活かせるか、ということを調べてみたかったのです。
で、今回試したもう一つの素材により、上記の写真のような石けんができました。
きれいな緑色!!
もうこりごり、とはいえ、できあがりの色に未練があったグレープシードオイルの石けんと同じような色の石けんができあがりました。 これからはもう、あんな危険を冒さなくても、緑色の石けんを作れる術を得たのです。  これで夏向きの石けんが作れます。ミントやユーカリとイメージが一致する色の石けんも作れるようになったというわけです。
これは、zabbonにとって、まぎれもない大きな一歩です。
それから、ハートコンフェも使ってみたのですが、以前、「型を縦に使えば、真ん中におけるよ」と教えて頂いたことを実行、きっちり結果を出させて頂き、感謝と共にご報告申し上げ候、とすることも出来ました。
寸分の狂いなく、といいきっても差し支えないくらい、美しく真ん中を制している白いハートがとても美しいじゃぁ、ありませんか!
なので、このざぼん9号、本実験よりも、残りの300gで行ったサブ実験(「色作り+丸形使用+コンフェの置き位置調整」)の方が大きな成功をおさめる結果となり、非常に満足致しておりますのでありまする。
点数を付けるとしたら、95点といっても過言ではありません。(−5点は、カッティングの時のバリです。)
で、どうやって、この緑を作ったかというと、レッドパームを使いました。 最後にひとさじ追加したのです。 赤い油で石けん生地を作ると、なぜか黄色になることは知っていましたが、ほんの少し加えただけで、きれいな緑色に、みるみる変わっていったので、ビックリ&感激。
「黄色になりたがっている赤」のごようすです。レッド・パームは。

で、ざぼん9号、勢揃いの図です。

我ながら、満足。
美しいではないか。