アロマテラピー検定2級の試験
一昨日くらいから風邪気味でくしゃみ・鼻水で、さぁ、大変。
せっかくスギ花粉がなくなったというのに非常にツイてない。 でも、それどころでなく心配だったのが、今日受けたアロマテラピー検定2級での「香りテスト」。 マジメな話、昨日の晩は、匂いが全く分からなくなってしまったので、これはマズイ、とさっさと就寝。
その甲斐あって、今朝はなんとか復調。 試験に行ってきました。
試験は50分。そのうち香りの試験は5分間です。 ちっちゃい蓋付きの試験管のようなものにエッセンシャルオイルが入っているのが2本、配られます。 で、合図と同時にスタート。 2種類のエッセンシャルオイルが何かを、選択肢4つから選ぶのです。 判別がおわったらミニ試験管の蓋をしめて、元に戻し、回収してもらいます。 その後、45分間の筆記テストへ…。
大丈夫。香りはzabbonの匂い感知気管にバッチリ届きましたし、その香りが何かも(おそらく)わかりました。っていうか、当該エッセンシャルオイルの判別に自信がなくても、選択肢から判別すれば、きっとアレのはず。(あっていますように…)
試験勉強は、日本アロマ環境協会が出しているテキスト(2級用)を活用。
特に興味深かったのが「歴史」です。 主として、ギリシャ・ローマ時代発祥の医療・植物学・薬草学・哲学がどのような変遷をたどり、現代医学や薬学、香水産業などのビジネスやアロマテラピーに発展していったのか、というのが、とても興味深かったです。
で、専門家だったら、もっと色々なことを知ってるだろうと思って、知り合いの薬剤師さんに「ディオスコリディスの『マテリア・メディカ』って知っているけ?」と聞いたところ、 「知らんよ〜。だって、実務を覚えるのが精一杯だし、もともと歴史は好きくないんだもん。」との返事が返ってきました。 彼女は律儀にも、薬剤師仲間にこの質問を投げてくれたのですが、それでも答えは一緒。 たしかに、マテリア・メディカについていえば、ネットを探してみても、アロマテラピー関連以外の詳しい情報は少なかったので、やっぱり医療の本職にとっては、あまり本筋な情報ではないことがわかりました。
なので、もう少し知るために、帰りに本屋さんの医療コーナーに行って、こんな本を買いました。(話は戻りますが、医療関係者にとって、覚えることがいかに多いかよくわかりました。歴史は二の次、となっても当然かなぁ、と思いました)
- 作者: M.ポルーニン,C.ロビンズ
- 出版社/メーカー: マール社
- 発売日: 1995/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう一つ、買ったのがこれ。
- 作者: 今西二郎
- 出版社/メーカー: 金芳堂
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人
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その立場から、心理的作用にスポットが当てられがちなアロマテラピーを、実際のケガや病気にもこんな風に役立てることもできますよ、ということが書いてあります。 テキスト的に言えば、マルグリット・モーリーではなく、ガットフォセやバルネの延長線上といったところでしょうか。
とても面白そうです。
ということで、アロマテラピー検定試験2級受験から、思わぬ方向に興味が向いてしまった状態ですが、細々と勉強していこうっと。