鮎の塩焼き

自然界の延長線上に位置する食卓もまた、6月、すなわち初夏の様相を呈してきました。
ノープランで出向いたスーパーの魚売り場。
それはそれはたくさんの魚達が並べられていました。 マグロ、タイ、アジ、アサリ、シジミイカ。 干物もたくさん。サバの文化干しもおいしそう。 シラスの釜揚げやシラス干しもこっちこっち、と言います。
でも、この日一番の吸引力保持者は、初夏のシンボル、鮎。 
しかも安い。なんと一匹150円です。 1人2匹ずつ食べても300円にしかなりません。すごいです。
で、今日はこれを塩焼きにしました。
サッと洗って、キッチンペーパーで拭いたら、塩をまぶして魚焼きロースターへ。 いい感じに焦げ目がついてきたら、食卓へ。

「今年もこの季節がやって参りました!」と鮎達が言っているのが聞こえるかのよう。
鮎の骨は柔らかいので、アツアツのうちだったら、頭からしっぽまでの骨全部が食べられます。 こと、女性は骨粗鬆症のリスクを抱えているわけですから、このチャンスを逃す手はありません。 まず最初に、その辺りの骨全般をお腹の中へー。
で、お楽しみのお肉の部分。これがとてもおいしい。 クセがないのに深みがある。はらわたのところは最良のソース。
なんて、人間本意の魚なんだろう、と感心しつつ、かつて真水に住んでいたお魚を2匹、しっかり頂いてしまいました。 (もち、with ビールにて。)

*写真のお箸は、ナチュラル・ローソンでもらったもの。何やら使いやすいので、最近、洗っては連続使用。割り箸とはちと違う存在。