ドクター・ブロナー「マジックソープバー」 (ペパーミント)使用報告

zabbon2007-08-23

一緒にいた友人曰く「この石けん、評判いいのよ。」。 でも、流行や世の中のムーブメントに疎いzabbonははじめてお目にかかる石けんでした。 手にとって見てみたら、タイトルが「PURE CASTILE SOAP」とあります。 zabbonは、キャスティール石けんが、実のところ、一番手作り石けんらしいと思っているし、なんだかんだ言って美肌効果が高いんじゃないかと思っています。でも、欠点は溶け崩れがしやすいこと。 商品化はおそらく無理な種類の石けんかと思っていたので、「さすがドクター・ブロナー、ほっほぉ」と感心、早速ひっくりかえして成分表を見てみたら、なんだ、違うじゃん。
オリーブオイルの他に、ココナッツオイルとパームオイルとヘンプオイルの3種類が使われています。 
うーん、こういうのっていかがなものか〜(呻)。 キャスティール石けんっていうのは、オリーブオイルが100%使われている石けんのことを言うんだぞ。植物性のオイルを使っているからって「キャスティール」を名乗るのはちょっと違うんじゃないかぁ? そんなこと言ったら、ざぼん石けんはみんなキャスティールになってしまうじゃないの…、などと小姑的なつぶやきをブツブツしつつ、買っちゃいました。特売だったので650円でしたが、本当は900円前後するようです。
香りはペパーミント。 うん、この香りはホンモノ。peppermint oil(ペパーミント)とmentha arvensis(和製ハッカ)とかかれていますが、mentha arvensisの和訳表示が「香料」となっているところがひっかかります。どうしてなんだろう〜。 (もしや、製造元からの申し入れが入ったか?)
そして、早速使用に及びます。こういうのはどんどん使っちゃいます。(交換会で頂いたのは、光の当たらない乾燥した場所に大切にとっておいてありますが)。 まずは髪の毛。 おお、これは軽くて豊かな泡立ち。 こすりつけるたびにフワフワとした泡が、ふくふくと泡立ち、髪を包みます。 ついで、ミントのいい香り。 洗い流した後は、石けんだから、当然キシキシするので、リン酢で中和。 顔を洗ってみると、あれ?ちょっと洗い上がりがギュギュッっていう荒っぽい感じ。こっちはざぼん石けんの方がいいわ。 でも、お風呂上がりは、顔以外はツルツルのお肌になって、肌ローションとか必要ありません。ただし、冬になったらどうだかわかりませんが。
それから、見習うべきは溶け崩れが全くないところ。 泡立ちの良さと共にざぼん石けんにも加えたい美点です。でも、ひょっとしたら、ミリスチン酸とかステアリン酸とかも表示にはないけど添加されてるのかな、などという思いがよぎりますが、泡立ちの良さと豊かな香り、そして、溶け崩れのなさが、魅力ある石けんに必要な要素なんだわ、と理想像のひとつを見つけました。 そんな意味では、たまには市販の石けんを使ってみるのもいいものです。