ざぼん23号&24号 スター石けん

zabbon2008-01-06

12月は忙しく、気力体力共に余力がなかったので、石けん記事の積み残しが2件あります。 
そのうちの1件目がこれ。 いつぞやの星形チューブモールドで作ったコンフェ用の石けんです。 いよいよこれを使って石けんを作ろうという時期が来たのです。手がけたのは、11月11日の日曜日のこと。 狙いはクリスマス。季節に合った石けんを作るには、遅くともひと月半前に手がけなければならないことに気づき、着手したものです。 (それにしても、お正月休みも終わりを告げようとしているこの時期、いかにも寝ぼけた記述。) 
材料はこんな感じです。
オリーブオイル   56%   ココナツ      18%
パーム   10%   シアバター      3%
    鹸化率90%、水分35%、/作成時気温20℃、湿度60%
 (香)ローズマリー小さじ1、オレンジこさじ2、ユーカリ20滴
 

こういう配合で、総容量1055gの石けん記事を作り、2種類のスター石けんを作りました。
1つめがこれ(ざぼん23号)。 「黒く丸い石けんの真ん中に、黄色く明るく輝く星ひとつ」を狙って作りました。 
「黒」は、もちろん竹炭です。洗顔の際、抜群の吸着力でお肌の汚れをぬぐい去る強力な美の味方。これを初めて使ってみました。 そしたら、あらま、ちょっと色が薄目。つまり、限りなく黒に近いグレーを具現化した石けんとなってしまいました。
しかし、この石けんの場合、主たるつっこみどころはここではありません。 黄色い星が真ん中にはないことの方が目につきます。カッティングした時、「あちゃ〜」と思ったものの、こうして集合写真を撮ってみると、ずれている方がかわいく見えてるので、これでヨシ、としました。


それと、もう一つのスター石けんがこれ(ざぼん24号)です。 ピンクのウルトラマリンがあったので、これを使いました。 中に入れた星は白いのです。が、これもちょっとした納得がいかない点が。
ピンクの色が薄めなとこです。うーん、生まれ持ってのケチな性分が仇となったか…。 
今ひとつ、ピンクと白の差が際立たない、うすらぼんやりとした石けんです。 が、はんなりとした初春の雰囲気をまとわせた風雅な石けん という表現もあります。 いかにも、物事には裏と表があるものぞ。
で、黒い丸い方の石けん群の中にひとつ、マーブル石けんがあります。 これは、分量の計り間違えのため、黒丸石けんの生地が足らず、ピンク四角石けんの生地が余ったので、その辺りの帳尻を合わせた結果です。 これはこれでかわいい。
っていうか、一番気に入っているかも。だもんだから、他のはみんな、年末年始の贈答用で旅立ってしまいましたが、この帳尻合わせマーブル石けんだけは、手元に残し、大事に使うことにしました。 オレンジとローズマリーの合わさった香りも不思議な感じで気に入っています。(香りは、全部一緒ですが)

最後に、2種類の石けんのツーショット写真をば。