ミモザ(今更ですが)


携帯カメラの写真の中には、思いがけない掘り出し画像があるものです。
つい先ほど、最近、携帯メールデビューを果たした当家のビルフラン様に何か写真を送って差し上げようと、探したところ、出てきました。こんな目の覚めるようなきれいなお花の写真が。
早速、ご本人にはお送りしたものの、このまま埋もれさせるのはもったいないと思い、ざぼんにアップしました。
撮影日を確認したら、3月16日になっていました。
この時期といえば、河津桜や白木蓮沈丁花やらの何やらかんやらが、一斉に顔を覗かせ、香りを漂わせ、春を告げはじめる季節です。
ミモザもその主たるメンバーのひとり。 黄色い粒々みたいなお花が、ぶどうや藤の花のように房になって、垂れ下がって咲き競っています。 レモン色を少し濃くしたような黄色がさわやかで目が覚めるよう。 早春の日差しを浴びて眩しく光っています。
このミモザの写真で、あの時の感動が甦ってきました。 見た瞬間、ドキッとするかのような心の高揚がありました。 4月になって、早くも春に慣れっこになってきてしまいましたが(花粉にも倦んでますし)、春を迎えた時の生き物の気持ちが甦ってきました。