きじばとも来ている

zabbon2008-04-25

最近のベランダには、ひよどりが来ていますが、きじばとも訪れてます。 
先日も食べ物の好みが違うはずの両者が、エサ台を挟んでケンカをしていたのは、すでに記した通りです。 しかし、バナナを主目的とするひよどりと、パンくずをお目当てにやってくるきじばととは、相争う相手ではないと、お互いに気がついたらしく、最近は申し合わせたように、時間差をつけてやってくるようになりました。 すなわち、朝一番にきじばと夫妻がやって来て、ごはんを食べて満足して立ち去ったその後に、速やかにひよどり夫妻がやって来る、といったあんばいです。 なので、zabbon達もそれを心得て、きじばとにごはんを食べさせてからでないと、ひよどり用のバナナをセットアップしないようにしています。
こうした、鳥と人間の「あ・うん」の呼吸は、最近の朝のリズムとして、かなり定着してきました。 とはいえ、別に、鳥達との間に「こういうルールにしましょう」とルールを締結したわけではないので、関係者全てがアバウトです。人間が朝寝坊することがありますし、きじばともひよどりも来ない時もあります。ひよどりがきじばとより早くやってくることもあります。 あるいは、来るのが早すぎることもあります。いつぞやの朝、まだ起きる前の時間から、きじばとがベランダで「デデポッポー」と呼ばわっていたので、カーテンを開けたら、ご夫妻でいました。

昨日も、おふたりでお越しになりました。 姿を確認してから、パンくずをお皿に置いてあげるのですが、窓を開けて、手をエサ台の方に伸ばしても逃げません。 軽く2〜3歩下がるだけ。 そして、「おはよ〜、今日もいいお天気だね。ごはんをあげるね。どうぞ〜。」などと声をかけ、パンくずをことさらに見せるようにしながら作業すると、ジッとおとなしく待っています。 この時に、あんまり長くじろじろと見ない方が、警戒しないみたいですが、そっと眺めると、ものすごく近いです。 たぶん、1メートルちょっとくらい。 こんなに近くできじばとを見られるなんて、そうそうあるものではありません。  近くで見るきじばとは、まるくてぶどう色で、ふかふかとやわらかそうで、ついつい指を伸ばして触りたくなってしまいます。 すごくかわいい。
エサ台にパンくずを置いてあげると、のこのこと2人してやってきて、仲良くついばみ始めます。 その姿、いつ見ても、何度見ても、とてもとてもかわいくて飽きません。 でも、奥様の方は、警戒心が強いのか、あくまでも、このベランダはごはんを食べるだけのところと割り切っているのか、ある程度、食べて満足するとすぐにどこかに行ってしまいます。 でも、ダンナ様の方は、ここでくつろぐのが好きみたい。 ひとりになった後、ボーッと瞑想にふけっていました。