母の日のクレマチスと紫陽花

先週、5月11日は母の日でした。 さして、親孝行の娘とは言えませんが、だからこそ、こういう時こそ、せめてもの気持ちを贈ろうではないか、という心意気で、毎年毎年、来る年も来る年も、母上殿に植木を贈り続けてきました。
なぜ、植木か、というと、植木は生きているからです。 到着した時は、たくさんの蕾。まず、ここで、花が咲くだろう、という期待感を与えてくれます。 やがて、1つ2つと咲き始めて満開に。鉢植えの喜びがピークに達する時です。 そして、花が全て終わった後も、手入れをきちんとすれば、半永久的に(いや、それはありえん)、翌年もも咲きます。 植木に環境を気に入ってもらったら、10年くらい咲き続けることもあります。 いわば、ひと鉢で、二度も三度もおいしい、という大きなメリットを持つのが鉢植えです。 それに何より、母が植物好きだからです。そういえば、実家の居間は観葉植物でいっぱいで、まるでジャングルのようでしたっけ。今も庭から玄関から家の中まで、お花をいっぱいに咲かせてます。
そして、今年は、クレマチスをあげました。 これです。
母が、写メールを送ってくれました。 
「昨日からの暖かさで花が見事に咲きました。」とのことです。 先週末に届いた時には、まだ蕾だったんだそうです。 すぐに咲くかと思ったら、今週初めの3月のような寒さで、蕾も縮こまってしまったようです。 それから、「我が家で咲いたのにくらべると以外に小花でした。」とのことですが、たぶん、実家で咲いているのは、テッセンなんだと思います。 テッセンとクレマチスは、兄弟分の花なんだそうですが、テッセンは大きくて紫色、クレマチスは、小さめで色も白か薄い紫、って聞いたことがあります。 zabbonが子供の頃も、実家の庭に大きな紫色のテッセンが咲いていて、ものすごく好きで、それいらい、テッセンもしくはクレマチスは、大好きな花のひとつです。


そして、もう一枚、写真。 zabbonのクレマチスと、妹のponkanが送った紫陽花のツーショットです。 
白いガク紫陽花、まるで夏の夜空の花火のようで、とてもきれい。
そういえば、3年ほど前には、zabbonが紫陽花(ピンク)を、ponkanがクレマチスを贈ったことがありましたっけ。今年は、その逆の組み合わせ!と、母が面白がっていました。 何年も贈り続けると、こういう奇遇なできごともおこるものです。
それにしても、毎年、鉢植えを2コずつもらうと、さすがに家の中にも外にも置く場所が少なくなってくるんだろうなぁ、って思います。 
しかも、枯らすことも少ないから、どんどんどんどん増えるだけ。 花も喜んで、真冬でも花を咲かすから、無下に扱うわけにもいかん。 …もしや、お困りの一面もおありになるのでは? そう、さほど広くない庭事情。 今後は、贈るものに少しはメリハリを効かせてみようかな。
で、遅ればせながら、母の日おめでとう! そして、いつもありがとう。 体に気をつけて、野菜と果物の救援物資、今後もどうぞよろしくね〜!