新じゃがの肉じゃが2008

zabbon2008-05-26

いちごに気をとられすぎて忘れていましたが、この季節、おいしくなってくるのは、やはりじゃがいも。 
今年もまた、新じゃがころころの肉じゃがを作りました。 但し、zabbonは「こういうのが食べたい」と提案し、材料を買うところまでで、あとは家族がしてくれました。
まず、買い求めたのは、小さめの新じゃが。 昨年もこの季節、新じゃがコロコロの肉じゃが「豚のかくにくじゃが」を作りましたが、そこでの記述に「小さいと洗うのが大変」とありましたので、そそられるけど、いかにも小さいジャガイモは回避し、そこそこ大きく、かつ半分に切るとちょうどいい大きさのにしました。 この経験から、日々の記録を残すことの大切さもあらためて学びました。
zabbonが提案した今年の肉じゃがとは、「新じゃがには皮がついててコロコロしてて、お肉は豚肉で角煮みたいに食べ応えがあり、さらに、そこにひじきが加わる」というもの。 そういうと、「ジャガイモは揚げよう。それから、玉こんにゃくも加えよう」と更なるアイディアが加わりました。 お肉は、カレー用の豚肉にしました。
その後、料理した時の話によると、「揚げるのが大変だった。」とのこと。 ついで、「ネットでレシピを検索したら、お酢を加えるのがあったから、トライしてみた」っていうチャレンジ話もありました。 更に、「少し甘くなったかもしれない」っていうので、「お砂糖をたくさんいれたの?」って聞いたら、「みりんとお砂糖をたくさん入れた」という、分析も聞かれました。 まこと、料理とは山あり谷ありの大冒険です。
かくして、食卓には、新じゃがとお肉と玉こんにゃくがコロコロしている「肉じゃが2008」が昇りました。コロコロの間に見え隠れしている黒いものは、ひじきです。 ひじきの中では高級品に分類される、太くて長い種類のひじきを起用。 これがまたおいしいんです。
ところで、zabbonのひじき好きは定評があります。 思えば、5才の時からひじき好きでした。 そして、この2ヶ月を振り返ると、ほぼ毎日、ひじきを食べているという実績もあります。 ひじきがない生活はあり得ません。
見た目は黒くて美味しそうじゃないのに、ふしぎなくらいに美味しいと思います。ごはんのおかずにピッタリ。 サンドイッチにするとどうなるか、やってみる価値はありそうです。 そして、ひじき入りの特別オーダー肉じゃがのひじきは、お酢の酸味でほんのり酸っぱくなってて、ちょっとサラダチックになっていました。
一瞬、肉じゃがなのに、ひじきが主役かも、って思いましたが、けれどやっぱり、苦労して揚げてくれた新じゃがが主役です。