すごいのができた

zabbon2009-05-31

これは何かというと、型出し直後の石けんです。
プリングルスの筒型で作りました。…が、とても石けんには見えません。
奇巌城にあったかもしれない塔の1つは、もしかしたらこんなんだったかもしれません。奇々怪々です。
世の中には、夢のように美しい石けんを作っているソーパーさんがたくさんいらっしゃるというのに、どうしてzabbonの手からは、こういう個性あふれる石けんしか、(しかも次々と!)出てくるのか、我ながら不思議です。
またもや、やっちまったなぁ!

気を取り直して、材料を確認してみると、ごく普通にオリーブオイルとスイートアーモンドオイル、ココナツオイル、パームオイルを使っています。
ここまでは普通です。怪しいのはオプション。
バニラパウダーと、沖縄の雪塩…ハイビスカスのピンクの石けんで、これを使ってピンク色の石けんにしようと思いついたわけです。
それから、ラベンダーとイランイランとベンゾインの精油。これは、ピンク色になることを見込んだ香りのチョイスです。
しかしまぁ、少しばかり趣が違ったものができあがってしまいました。まるで岩石です。カッパドキアの岩の塔のようです。
黒い米粒みたいなのの正体は、未だになんだかわかりません。塩を入れたとたん形成された謎の物質です。いつも以上に、熟成後の使用実験を念入りに行い、苛性ソーダ類の危険がないことを確認する必要があります。
が、しかし、薬効あらたかにも見えなくもありません。神様、いい石けんに仕上げて下さい…ませ。