夏みかんピールとシナモンの石けん

年が明けてからこっち、あっという間の最初に2週間が過ぎてしまいました。1年24節季のファースト節季が過ぎたわけです。こうしてみると、季節の移り変わりは半月ごとっていうのは、なるほど頷けることであり、きたり来るセカンド節季なるものは、さらなる寒さと雪と氷に攻め閉じ込められることを予感させるわけです。…とにかく寒い。とても寒い。
で、前に書きました宇宙戦艦ヤマトのメロディと共に威勢良く景気よく作った石けんですが、こんな風にできあがりました。
…おかしい。真ん中が夏みかんピールのオレンジ系の色、上下の層がシナモンの茶色のしましま石けんになるはずだったのに…。ああ、やっぱりあの時チャンネルを回せば良かった。ヤマトなんか聞かなければよかった。歌わなきゃよかった。
いやいや、そんなことあるまい。
そういう石けんを作ろうと思っていたから、ヘンなできあがりに見えるだけであって、これはこれでステキな石けんではないではないか。
それに、シナモンの甘くおいしそうな香りがすばらしく鼻をくすぐる。ココアバターの香りはいまいちわからんが、それをかぎ分けられないzabbonがいけないのである。精油以外にここまで印象的な香りを醸せる素材が他にあろうか、いや、あるまい。
オレンジ系の色のところは、前作と同じ素材の夏みかんピール。柑橘系とシナモンは相性がとてもいいのですのよ。
これら食べ物系の香りのおかげで、この石けん、とてもおいしそうなのです。バクリと食べてしまいたくなります。狙いとは違ったデザインになってしまいましたが、ああやはり、今回もいい石けんを作んだなぁ、zabbonは。
ところで、宇宙戦艦ヤマト実写版(SPACE BATTLESHIP YAMATOですな)、その後の考察により、衝撃的に印象により濃く残っているのが冒頭の部分。
そう、正体不明のやたらと科学技術が発達した未確認の宇宙人による、目的不明の攻撃で、海は干上がり、大気は放射能に汚染され、人類は地下で瀕死状態っていうところ。アニメでは「ふ〜ん、そうなんだぁ」って見ていたけど、実写版だと妙にリアリティがあって、とても怖かったんだなぁ、これが。
で、YAMATOの世界の最高意志決定機関はかなり正しい方針を見出し、展開し、更にかなり的確にヒト・モノ・カネを投入したアプローチを行い、そのおかげで、999死に1生とも言えるハッピーエンドを得られたわけですが、現在の日本…いや地球上のどの国家の最高責任者にも、おそらく、いや絶対に、こんなこと決してできまい…って考えたら、もっともっと怖くなってしまいました。
ああ、神様、なにとぞガミラスが本当に襲ってくるようなことがありませんように。