鷄蔘湯と日光でパワーチャージ

先週末は、あの世に思いを馳せるくらい疲労困憊してたけど、なんとか回復。とはいえ、この3連休のうち2日間は、なんとなくグッタリすごし、この秋の第一作目の石けんをぜひとも作ろう、と思っていたのに材料もレシピもほっぽり出しちゃったし、やる気まんまんだったフラレッスンも華麗にスルーしてしまいました。
しかし、三連休最終日の今朝、目覚めてみれば、思いの外、元気。そりゃそうだ、きじばとのお嬢様の早朝5時半のはと鳴きにも起きることなく昏々と眠り続けた10時間。ここにきて、「心ゆくまで眠りたい」という願いを叶えた暁の健康回復。これでやっと元気になったみたい。
そして、更にパワーチャージを図るべく、本日は、ランチにサムゲタンを食べに行きました。
サムゲタンは、すこぶる旨い韓国料理です。
料理手法として、鶏に詰め物を施す方法は東西にありますが、西洋では事後、オーブン焼きにするところ、東洋(というか韓国)では、それをスープに放り込み、ぐつぐつと煮るのです。
量的メインの詰め物は餅米ですが、本当の主役は、鶏でも餅米でもなく、高麗人参であるところがミソなこの料理。
そしてそれを加勢するがごとく、干しナツメ、栗、ニンニクなど薬膳料理の食材としてよく知られたものが加わります。これらが渾然一体となり、スープの中で煮込まれたこの料理、まずいわけがありません。餅米のとろとろの煮込まれた中に、しっとりふんわり柔らかな骨付き鶏肉がたっぷりと浮かび、高麗人参はじめ、薬膳素材のパワーをドンと支える、この景観。
おいしいだけでなく、体にもいい、まさに食べる薬。健康は美にも通じるので、KARAとか少女時代のようになれる日も、そう遠くないかもしれません。非常に期待できます。
聞くところによると、サムゲタンは、ニッポンの鰻重・鰻丼を土用の丑の日に食べるがごとく、酷暑の時期にある「三伏の日」という時期に食べると健康に良いとされているんだそうです。だから、熱々のスープであっても、夏の食べ物。
けど、ウナギもそうですが、年がら年中食べることができるようになったので、こうして10月10日の秋の始まりの今日、サムゲタンを食べ、幸せな気持ちになることができたのでした。