豆腐ステーキ

zabbon2006-06-20

昨日は、サバの文化干し。
そして今日は、豆腐ステーキである。
豆腐ステーキは、zabbon宅の定番メニューの1つだけど、今ひとつ、パッとした仕上がりにならなかったのがこれまでの悩み。
豆腐の水気を切り、角切り餅型にカットした後、カタクリ粉をまぶしてフライパンで焼くのだが、その間に油が次から次へとカタクリ粉に吸い込まれてしまってきれいに焼き色がつかない。あまつさえ、油が足らない分のカタクリ粉はそのまま残り、白い粉ふき芋状になる。焦って何とかしようと更に油をつぎ足すと、それが全部、ぱさつく粉にあれよあれよという間に吸い込まれていき、カロリー面での心配が嵩む。
そこで、今日は逆手で攻めることにした。チマチマ油を気にするからいけない。ならば、もっと油をたっぷり投入しようじゃないか。
ということで、これまでの5倍くらい油を注ぎ入れ、そこにカタクリ粉をまとわせた豆腐を放り込む。ステーキというより揚げ出し豆腐作りのようである。
片面に焼き色がついたのを確認してから、ひっくり返し、付け合わせの野菜(今日はエリンギ、ネギ、モロッコインゲン)を合流させてから蓋をする。その後は、ひたすら静観。下手に刺激するとその分、油を吸ってしまうので音を聴くのみに留める。
その間、ソースも作る。今日のソースの母体は納豆。これは山形放送YBCの「つくってみーよ」で紹介された豆腐ステーキを参考にした。しかし、オリジナリティがないとつまらない。なので、大根おろしと玉子を加え、豆板醤、醤油、カキ油、ゴマ等々で味付けをする。
そうこうしているうちに豆腐ステーキが焼き上がる。狙い通りのカリッとした仕上げ。しかも、油も思ったよりは消費していない。作戦大成功!
これに、先ほどのソースをトロリとかけてできあがり。
過去何十回となく作ってきた豆腐ステーキの中で一番の出来であった。これには当然ビールである。ビールも過去最高の味。
感動した。