手作りジン

先日、カワチヤさんからジュニパー・ベリーを買いました。黒いタピオカに似ていて丸くてかわいいし、どんなもんだか見てみたかった、ということが購入動機にあります。
なので、これを使って「ジン」を作ろう、と思いついたのは、それが手元に届いてからのことです。
そして、深く考えることもせず、ネットで調べることもせず、ウォッカを購入、手近の空いているビンにザラザラとジュニパー・ベリーを入れ、トクトクトク…とウォッカを注ぎました。
そして、これは約1ヶ月ほど前の姿。ジンが真っ黒になってしまいました。フタを開けてにおいを嗅いでみると、ジュニパーに香り、すなわち、ジンの香りがするではありませんか。
しかし、遅ればせながら調べてみると、ジンとは、これを蒸留したものなんだとか。なんとしても蒸留器を買わねばなるまい。自家製ジンを味わいたい。ドライベルモットと調合して、マティーニなど作った日にゃぁ、幸せだろうなぁ。
しかし、どれだけの大きさの蒸留器を買えばいいのか、全くわかりません。ま、ジンを作るのに足りなくても、ベランダに生えているミントでミント水を作るくらいには足りるでしょう。(いや、やはりジンを作りたい。)
…ここまで書いて、念のためウィキペディアをもう一度見てみたら、こう記してありました。
ジン(英語:Gin)とは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒。ジュニパーベリー(Juniper berry、ねずの実)の上に流すことによって香り付けがされているのが特徴的。日本の酒税法上はスピリッツに分類される。そのまま飲むだけでなく、カクテルの材料としてもよく使われる。
つまり、ジュニパーの香り付けをしただけの蒸留酒のことがジンであり、注ぎ込んだウォッカはすでに蒸留してあって、まさにいまビンの中でジュニパーの香り付けをしている最中だから、もういいんだ。なぁんだ、家でジンができちゃったじゃない。あとで飲もうっと。
あ、でも蒸留器、欲しい。手作り化粧水をグレードアップさせたいの。誕生日まで5ヶ月。それまで待てるかな…。