金柑の種の化粧水

zabbon2010-02-08

金柑の種をウォッカに漬け込んでから2週間、ドロリとした無色透明無臭の液体ができたので、レシピ通り、ざる(正確にはみそ漉し)で漉しました。その液体を試しに手に塗ってみると、最初はぺたぺたした感じがするのですが、乾くとサラサラになります。この時点は問題ないことがわかったので、化粧水作りにかかります。
化粧水作りって、材料をがーっと混ぜて、容器にざーっと移すだけ、という、ものすごく簡単な手順なんですが、しかし、事前準備の器材の煮沸消毒がおっくうなのであります。でも、これをしないと雑菌をやっつけることができないので、致し方ありません。鍋でそれらをぐつぐつガラガラと、ビンやふた、ガラスビーカーやお箸、計量スプーン等々の器材を煮込みました。
で、できあがった化粧水、これが案外よろしいのです。
金柑の種の液を30cc、カモミールチンキ15cc、クエン酸少し、精製水60ccで作りましたが、手のひらに、とろりまったり流れ落ち、お肌にも吸い付くようになじみ、後からつるつるすべすべになるのです。この季節は重ねづけをしますが、そうすることでよりいっそう、つるつるすべすべ。巷でよくあるヒアルロン酸入り高級とろり系化粧水のよう。
ひいきめの気のせいかもしれませんが、乾燥もあまりしない気がします。
カモミールチンキを含めると、かなりアルコール含有率が高いのが気になるところですが、個人的には問題ありません。面の皮が厚いと何かと便利です。
ゆずの種ではなく、金柑の種でも大丈夫でした。この人体実験は大成功でした。